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公認会計士 短答式 私の受験の総括

私が受けたのは平成30年度Ⅰの短答式です。 よく質問をいただくので成績を載せておくと、 財務会計172 管理会計74 企業80 監査85 でした。 それでは、それぞれについてみていきましょう。 財務 TACの模試や答練と本番の乖離が最も大きい科目ですね。 理論(可能な限り早く)→個別論点→総合→C論点の順に解いていました。 結局理論1ミス、個別1ミス、総合2ミスくらいでした。 個別問題はA論点とC論点の難易度差が大きすぎるので、リースやSO、現金などのA論点を取り切るのが何よりも大事ですよね。 しかしながら、企業結合の難解な論点や連結CFが出来ても落ちる人は、このような論点を軽視していることが多いです。 総合問題は最近簡単な連結が多いです。企業結合や連結の難解な内容は飛ばしても最悪合格できます(論文で苦労しますが) どのくらい簡単かというと税効果なし成果連結と資本連結だけでしたね(笑) 管理 これも理論→原価計算→管理会計の順でした。私もそうでしたが、時間的に立て直しができないので、出来ない問題を徹底的に無視し、出来る問題にリソースを集中しましょう。 計算も理論も何個かミスりましたが、何とか及第点を取ることができました。ただ管理会計論で荒稼ぎすることは難しいので、これに頼った計画は危険です。 まずは理論について。 原価計算基準はつまらないですが、取れないと得点が安定しません。管理会計は明確な範囲がないので、予備校のテキストにとどめておきましょう。深追いしないことが重要です。 原価計算と管理会計の計算に関しては、毎回1問くらい捨て問題が出題されます。個別原価計算とCVP分析、連産品は埋没になりやすいのですぐに見分けられるようにしましょう。 17目標短答95%の人も一番時間制限がきびしいとおしゃっていたので、理論で基礎を築くことが大切なことが分かって頂けるでしょう。 企業 他の理論科目に比べ、過去と似たような問題が出題される傾向が強いです。 私は講師(槇パパ)が作ったレジュメを使っておりテキストは使っていませんでした。そのレジュメは過去の出題年度が全部反映されていたので、そこだけ対策しました(笑) 槇パパ最高です。 またTACの肢別問題集も過去問からできて

公認会計士 短答式試験 直前にやるべきこと

1 理論科目を詰める 理論は一般的に努力に比例して伸びると言われています。 計算と比べて1単位時間あたりの伸びが大きいので、最後まで詰めましょう。 特に初年度の方は直前答練まで安定していなくても、最後まで頑張れば逆転できる可能性は十分にあります。 とはいえ、企業や財務理論は暗記の比重が大きいですが、監査論は暗記したテキストの外から出てきますので理解していないと足元をすくわれることがあります。暗記と理解は両輪であることを意識してください。 2計算のA論点を最終確認する 心配になりすぎてBC論点を詰めてしまうと、A論点がおろそかになります。 そのため、時間をかけたのに落ちる人が出てきます。 現金預金やリース、SOなどの基本的などの基本論点を落とすと大きく差がつくので、最後の最後に確認しておきましょう。 12月短答で差がつくのは計算の基礎論点と理論です。絶対に計算の難解な論点に時間をかけてはいけません。 12月に不合格となってしまった知人も同じことを言っています。あと少しです。優先順位を見据えて頑張りましょう。