公認会計士試験 短答式 落ちる人の特徴


合格者には様々特徴があります
・コツコツ勉強する人
・地頭がそもそも良い人
・論点を絞る人

しかし…

落ちる人には共通の特徴があります

◆戦略が間違っている
◆勉強量が少ない

の2つです。
それぞれについて解説していきましょう。

◆戦略が間違っている

戦略、つまり勉強方針が違うと、勉強量を増やしても合格しません。
受験の経験が豊富な方は、この点を正確に理解していらっしゃいます。


<計算>
・C論点を完璧にしようとする

C論点は十数年に一度しか出てません。
切って落ちた人<<<やって落ちた人です。

期待値の低い論点に手を出すのは、リースやSOなどの典型論点を完璧にした人だけです。


・解く順番を考えない

必ず頻出論点から解きましょう。




・解法をパターン化していない

勉強は、具体的な問題を解きながら、他の問題にも使える共通のフレームワークを作る作業です。
解法のパターン化ができないと正答率もスピードも低いままです。


・全ての問題に手を付けている

管理も財務も、例年1,2問は誰も解けない問題が出ています。
もしそれが得意論点だとしても、勇気をもって捨てるべきです。




<理論>
・問題集を何冊も回している

問題集の内容≒テキストの内容です。
さらに言えば、どの予備校の問題集もほぼ同じです。
問題集を何冊もやるメリットは全くありません。


・論文論点を回している

短答の時点で論文論点をやりこむのは即刻やめましょう。
講師が区別をはっきりさせていない場合はすぐに質問に行きましょう。



◆勉強量が少ない

・予備校よりプライベートを優先している
・大学の授業に(真面目に)出席している
・業務が忙しい

受験の仮想敵の多くは予備校に所属しています。
予備校の方はわかると思いますが、多くの受験生は専念しています。

学生なら体育会・サークルと大学の授業と会計士試験を両立させるのは困難です。

社会人の方は業務の調整が大変難しいと思います。ただ、社会人受験生は超好成績で合格する人とベテランになる人に二極化することは理解して頂きたいです。

また、僕の校舎は専念が多く、皆さん月240時間程度はやっていらっしゃいました。
その位の投入(インプット)が成果(アウトプット)のためには必要です。

なお、必要な勉強量は個人により異なります。
能力が高い人は少ない投入で大きな成果を挙げていましたし、
劣る人はより多くの投入が必要となります。




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