公認会計士試験 短答式 計算問題の裏技

計算問題の正答率を爆上げする裏技


計算問題って卑怯ですよね。
作り手がひっかけの肢を作って待ち構えていますから。

しかし、このセコイ裏技を使えば大丈夫です。

ただし、ある程度の計算力は要求されます。何も分からない状態の人がいきなり正解するのは不可能です。

また、自己責任でお願いします。

裏技その1 引っ掛けを利用する

①普通に解く

②出た答えの肢と、他の肢の差を取る


例、 連結の「利益剰余金期末残高」について、出た答えが2番のとき 
1番   1,450←2番マイナス120  
2番 1,570
3番   1,600←2番プラス30
4番   1,680←2番プラス80
5番   1,720←2番プラス150
6番   1,800←2番プラス200

③差の数値が使われていないか確認する


例、「のれん償却額120千円の集計忘れてた!!」
→答えは1番

例、「非支配株主に帰属する当期純利益150千円を集計に入れていた」!
→答えは5番

このように、引っ掛けの肢があることを逆手に取り、正解にたどり着けます。


裏技その2 代入する・概算値を用いる

管理会計で、文章に当てはまる数値を解答する問題があったとします。

1~6の数値を代入して、問題に矛盾が生じないものを選びましょう。
これにより、肢を半分くらい排除可能な場合もあります。



また、時間が足りない場合、

245600⇒240000
15750⇒15000

などの簡単な数値に直して計算し、一番近い肢を解答するという手もあります。

僕は本試験で9点分当てました(笑)


裏技その3 リースの割引率


リース物件の資産計上額について考えます。

移転かつ貸手購入額が判明している場合以外、より小さい数値が資産計上額になることはご存知だと思います。

このとき、より大きな割引率で割り引いたほうが、より小さい数値となります。

リース料(分子↓)/割引率(分母↑)

したがって、リースの問題では、多くの場合(必ずではありません)与えられた割引率のうち、より大きな方を使えば正答率が高いのです。



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