公認会計士試験 短答式 合格体験記(0)総論


キツかったです。



公認会計士試験はキツイです。
大学受験経験がなければ、よりキツイでしょう。

しかし、これだけでは何も伝わりません。
時系列で見てみましょう。

なお、この合格体験記は
短答式 合格体験記(1) 基礎期・上級期編
短答式   合格体験記(2) 答練期・本試験編
へと続きますが、お忙しい方は本記事のみお読みください。

入門期


簿記2,3級レベルのテキストを使います。
この時期は正直ぬるま湯(らしいです。)

僕は簿記2級取得後に入校したので受けていません。
だが受験生は知らないのです……真の…恐怖を…



基礎期


TACでいう基礎マスター期ですね。
ようやく会計士レベルの基礎の授業が始まります。

難易度としては日商1級+理論と言ったところ。
膨大な授業をこなす必要があるので、ここで最初の脱落者が出ます。

週3~4コマは授業があります。大学の授業と並行している人はかなりハードです。
辛い基礎期を潜り抜けた者の中には、日商1級に合格する者も現れます。

たまに基礎期を軽視する愚者がいますが、本試験で一番出題されるのは基礎期の内容です。




上級期


理論科目は基礎期の続きで、計算科目は出題頻度の低い論点を学習します。
ここで本気を出すようでは遅いです。

上級期の計算論点はあまり出ません。





答練期

TACではアクセス答練⇒基礎答練⇒直前答練の順です。
他の予備校も同じような構成だと思います。

ここが一番キツイです。実に半数以上が撤退しました。
驚くかもしれませんが、本当です。

過年度生(浪人生)が悠々と解く問題が、初学者には超難問に見えます。




勉強して臨んだアクセスでボロクソの点数を取り、

基礎答練も当然良い判定は出ず、

難化した直前答練で打ちのめされます。




本当に辛かったです。結果は簡単に出てくれません。
何度やっても進歩が感じられず、実際多くの受験生がここで心を病みます。






しかし、答練は本番より遥かに難しく作ってあります。

計算のA論点を完璧にすること。理論を網羅的に詰め込むこと。
この2つができれば、どんなに答練の点数が振るわなくても問題ありません。




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