公認会計士試験 短答式 条文や基準を引く必要はあるのか?
原則としてありません。
短答式において必要なのは網羅的な知識です。
言い換えれば、テキストや問題集をどれだけ理解し、暗記し、本番に持っていけるのかということです。
一方、
財務諸表論について「基準や指針ではどのように記述されているのか」
企業法について「会社法のどこに条文が載っているか」
監査論について「監査基準委員会報告書に書いてあるのか」
このような知識は論文式のベースですのでスルーして構いません。
勉強のリズムを著しく悪化させ、記憶の定着を阻害する可能性が高いです。
論文生になれば、答練を通して嫌でも身につきますので、ご安心ください。
例外
管理会計論では原価計算基準からそのまま出題されます。
これについては、原文を印刷して読み込むことをオススメします。
理由は、
■そもそもボリュームが少ない
■必ず出題される→全部重要
■細かい表現が重要
だからです。