公認会計士試験 短答式 合格体験記(1)入門・基礎・上級期編


※一部、TACの正式な呼称と異なる部分がございます


入門期(〜2016年11月)


予備校には入らず、独学で簿記3級・2級の勉強をしていました。
簿記は楽しかったですが、体育会がキツかったです。


そして、なんとか2016年11月に簿記2級に合格しました。(84点)
当時は簡単でしたが、現在は連結や税効果が範囲になり、難化傾向にあります。

本気で公認会計士を目指すなら、この時期から本格的な電卓を購入し、腰を据えて学習するのがオススメです。

基礎期(2016年12月〜2017年春頃?)

2016年12月にTACに入校しました。(1.5年コース)
簿記1級合格後に入校予定でしたが、「簿記1級のため」の勉強は非効率なので、これは正解でした。


しかし基礎期の授業は9月に始まっていたので、DVDで追いかけることに。
この遅れを巻き返すのに、1年近くかかりました。

また、この時点で人間関係が形成されており、入り込むには半年以上かかりました。

できるだけ早く予備校に入校するのが望ましいです。


練習後にDVD受講していたので疲労がハンパなく、
基礎マスター実力テストでは全問解いて0点でした……。

当初は危機感がなく、眠気と疲れはあったものの気楽な時期でした。
計算だけやれば良かったですし。



しばらくして理論講義が始まると計算を復習する時間が更に少なくなり、余裕はどんどんなくなっていきました。

この時期から徐々にTACに滞在時間が増え、週5〜6日は通学していました。

通学回数に比例してストレスも増え、
予備校に友達はおらず、
成績は伸びない

まあまあキツくなってきましたが、「なんとかなるやろ」と思っていました。

この時期は体育会から強制されたバイトをやっていたのですが、
体育会の先輩が店を僕に押し付けてサボっていたのには大変腹が立ちました。


狂気の上級期に続きます。

上級期(2017年春頃〜初夏)

計算の成績不振
理論3科目講義

これらのため、週7通学が確定したのがこの頃です。

そろそろ成績が気になり始め、体育会をサボってTACにに一日中籠り始めました。
バイトも減らし、学校も思い切って週1〜2日に抑えました。


この選択は大正解でした。
大学を優先した人の多くは短答落ち・撤退をしています。

12月短答に一発合格し、8月の論文を受験した人はこの時期から予備校に常駐しています。


しかし、日常生活のすべてを予備校に支配されるストレスは計り知れません。
何度も中央線に飛び込もうと思いましたし、それくらい勉強からの解放を望んでいました。


この時期は毎日9〜10時間勉強しており、明らかに全学習期間を通して一番勉強していました。

ただ、日常生活を犠牲にした結果、6月の日商1級にギリギリ合格できました。(74点)
2級と異なり3級は傾斜配点があるようなので、論文と同様できるところを確実に正解し、残りは勇気を持って切りましょう。

レベル感としては、TACの基礎期の授業を完璧にすれば合格できる程度でした。




次回、人の本性が明らかになる、絶望と怒りの公認会計士試験 短答式 合格体験記(2)答練期・本試験編
へと続きます。






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